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(はてな)

海外で働いてみることにしました。

どうも、わざわざ見に来てくださってありがとうございます。

 

タイトルの通り報告なんですけども、学生のうちに海外で働いてみることにしました。

働くことが主なので、学生ビザで海外大学へ留学・語学学校へ通うという訳ではなく、大学3年が終わった後に休学+ワーキングホリデービザで渡航中という身分です。ワーキングホリデービザの滞在期間が1年なので、1年後(2021年度)に4年生として復学予定です。

タイミングが帰国したらすぐ就活+2021卒以降は就活ルール撤廃というの中、自ら大多数から逸れる選択をしたので、新卒の就職活動に対して不安な点は多いです。アカデミックなことをする留学ではない為、遊んでたと言われても間違いですし。けれども、人生を長い目で考えたときに、(仮にこの休学が理由で今後良く反映されなかったとしても)「あの時、行ってよかったな」と自分自身でなれたらいいかなと思っています。

 

【休学・渡航目的】

・人生のうちに一度でいいので外資で給与を得てみたい

・大学生の時にこれやってました!って自信もって言えるの無いかも

→じゃあ言えるようにしよう

 

【選んだ手段】

・大学を休学し、海外スターバックスで働いてみる

 

【理由】

・大学生活3年間のバイト経験が活かせる。

・大変ありがたいご縁より、仕事を紹介していただけた。

・親が後押ししてくれた。

 

※将来は海外に拠点を移したい!訳ではない。

※英語ペラペラになるのが目的ではない。

※「海外に行くべき」等の啓蒙を他人にするつもりは一切ない。

 

 

で、ここまでの前提は渡航前にも書ける内容で、今はワーキングホリデービザでカナダに入国していまして、かれこれざっくり1ヶ月が経ちます。今回の主たる目的「海外スターバックスで働いてみる」という手続きを進め、

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いよいよ先日より始まりました。というご報告です。

応募の時点から英語だし、研修では使ったことない・見たこともない英単語が出てくるし、その都度調べたり聞いたりで、まだまだピヨピヨですがこれから頑張ります。

 

 

で、働いている場所は、

 

バンクーバーで観光地と言えばここ!みたいなSteam Clockの真横の店舗(Gastown店)で働いています。

 

完全に採用されてから気づいた事で、5年ぐらい前に僕が(おそらく)人生で初めて入ったスターバックスのお店らしく

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「暑いし冷たいフラペチーノってやつでも飲んでみるか!日本にもある海外の喫茶店やろ知ってる」ぐらいの理由で、入った店だったと思います。

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海外旅行で入ったスターバックスの"その店舗で"働く日が来るって、確率的に相当低くないですか? 5年前の自分に会って「お前、大学休学して店員としてココで働くからな」って言っても(は?何言ってんねんこいつ。頭おかしいんちゃうか)ってなる自信しかないですね。

 

そんな感じで先のことは全くわからないですが、なんとか生きてますんで、バンクーバーにお越しの際は是非ご連絡ください。

 

 

最後になりますが、金銭面での支援をしてくれる親、大変お世話になっているアンドリューさん、ありがとうございます。これからも何卒よろしくお願いします。

 

近況報告でした。

 

"元"スタバ店員になりました。

応募動機・採用に至るまでとか、仕事の中身とか"ネットに書ける範囲のよくある内容"は、Googleで山ほどみつかりますので、そちらを参照してください。「スタバでアルバイトは、就活に有利?」「やっぱり顔選考?」系のQ&Aも、Googleは答えてくれます。すごいですね。

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よくあるやつ

 

 

 

 

じゃあ何を書くねんっていう話なんですけど、ざっくり3年やった個人的な感想をパパっと。「何かを伝えたい!スタバはいいぞ!!みんなも是非!!!」というつもりは一切ないです。

 

1つめ

 まず面白かったのは、「こういう施策があって、こういうプロモーションが裏に控えてて、こうやって拡散されていくんですね~。」っていうブーム?話題?が生まれる過程を、裏方から見て肌で楽しめた点。

 スターバックスブランディングマーケティングは解析されまくっているので、別にスタバ店員でなくともわかる点は多いとは思うけれど、現場のレジでドリンクの注文が入っていく・バーでドリンクを作るのを体感すると、やっぱりスタバブランドすげぇってなる。PTRにわかりやすく言えば「1時間ずっとFまわす」みたいな感覚。これが従業員の時だけじゃなくて、街中歩いてる時に見かけるカップだったりとか、友人との何気ない"スタバの新作飲んだ!"みたいな会話って、他チェーンだとそうそうないと思うんですよね。実際、新宿に乱立している最近の映え系タピオカ群(ゴンチャ/Coco/ハッピーレモン/ジアレイ)ですら「タピオカ飲んだ~」に収束されるような感じあるし、それぐらいブランドって維持って大変。

 

2つめ

 特に3年生になって以降強く感じる事に「わりとスタバ店員は身近に多い」点。インターンの同じテーブルに座った人がPTRな事はザラにあるし、インターン先の社員がスタバで働いてたこともあったし、大学の就職課で「私に持ち込まれた書類でさえ"スターバックスコーヒー"のアルバイトを書いてる人は5人居て、正直読み飽きた」と言われるし、なんなら男9人しかいないゼミ生に、自分ともう1人PTRが居る。

 差別化ができないというデメリットもある一方、同じ話題で会話が弾むメリットもあって、一概には言えないけれど、「高倍率で狭き門のわりには、言うほど(都内では)レアキャラではない」と私は思う。しかし世の中的には、学生時代アルバイトでスタバやってたというのは印象に残りやすいらしく、"""ブランドの恩恵"""を賜ることができる不思議。

 

3つめ

 最後は、スタバ全体ではなくて完全に個人の感想になるけれど、ライセンス店から直営店という、同業"同社"で移る(ちょっと異色な)経歴を経て、「やりたいことと、できることと、求められていることは違う」点は今後どんな仕事をするにしても考えないといけないなと思った。

 そしてその「やりたいこと」「できること」「求められること」も日々刻々と変わる。別に自分が大きく変わったつもりはなくても。例えば、自分の上長が変わったら随分変わるし、先輩の卒業でも

 ポジションは空くし、いつの間にか苦手だったこともそれなりに出来るようになっているかもしれない。これらは、かなり周囲依存で不確実なものであり、本人のモチベーションに大きな影響を与えるものでもある。だから就活で「あなたの軸は?」みたいに聞いてくるのかなとも思う。#軸とは

 そんな周囲依存の不確実なものに対して、対応を長考するタイプも居れば、短くパッと判断するタイプも居るし様々だったなと改めて思う。(で、お前何が言いたいねん)って言われると、要するにスタバのバイトで、色んな考え方をする人と共に働けたのはいい経験でした。

  

他にも話を挙げればキリがないですが、共に働いたPTRの方々、お客さんで来てくれた方々、今まで本当にありがとうございました。また飲みに行きましょう!!

 

 

 

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余談:「スタバって顔選考なんでしょ?」って聞かれたときには「俺が受かってるから顔ではないと思う~」って返していました。その後、たいていの人は笑ってごまかしてきました。今更すぎるけど、正直、せめて「確かに!」とかほしいなって。そういうところは関東の人やなって思ってました。

2年バイトした塾を退職しました。

 先日、約2年間アルバイトをした某個別指導講師アルバイトを退職しました。お世話になった方々、ありがとうございました。世の中には、僕より意識もスペックも高い大学生はごまんといると思うので、個人的な思い出用のバイト退職エントリーです。

 

ざっくりやってたこと

 月並みですが、小中高の生徒に問題集を解いてもらい、進捗管理をしていました。ES風に言うと"PDCAサイクルを回す"やつですね。他に授業以外も、進捗を紙に―可視化―したり、生徒の保護者と連絡―電話アポ・面談―したり、ほぼ同じ時給のアルバイト講師へ働きかけ―チームワーク―したり。先生っぽい事と社員っぽい事をやってました。#同一労働同一賃金とは

 

面白かったこと

 インターナショナルスクールに通う生徒達に、Japaneseを教えていた時のこと。光村図書の小学生用"国語"を開きながら「さあ"日本語"やろっか~」と始まる授業で、改めて自分の固定観念を見直させられました。中でもごんぎつねは、国語の教科書で印象に残っている作品ランキング1位の、日本で一番有名なきつねの物語。これを、かなり丁寧に解説しました。というのも舞台が江戸時代でイメージしづらい部分も多いらしく「日本のお葬式を全く知らない人に、江戸時代の葬式・お経の意味を英語を交えて説明する+日本の古典解説」みたいな、国語の教科書でツアーガイドをしていました。

  また高校生に、「Excelを使って単語テストを作る」みたいなことをひっそりやってました。Sheet3に単語帳の覚えるものを入力して、Sheet2にデータベースから持ってきた単語をランダムに並べる(RAND関数)とか、データベースのどこから今回の問題を作るか(VLOOKUP関数)とか入れ、Sheet1で出力させるみたいな構図で、結構凝ってました。作ったテストは勿論授業で使ったけれど、実際の使用時は生徒が覚えてきたかどうかヒヤヒヤすることが多かったので、結果的に作っている時が一番楽しかったです。

 

 懸念

「栄光」の個別塾講師、過労死で労災認定 月114時間の残業 - 弁護士ドットコム

 元弊社を批判するわけではなくトピックとして。1記事目に「多数の学生アルバイトを少数の正社員が管理監督するかたちで運営される「学習塾業界」の特殊性を指摘。「外食産業とも似た形態で、正社員の男性の負担が重く、極度の長時間労働が続くことになった。労務管理上会社が反省すべきところは大変多い」と弁護士が述べている点、わかりみ。2記事目の増田(匿名ブログ)について、元弊社は栄光ゼミナールではないし、社員でも文中登場するスーパーバイトでもない。けれども、わかりみが深かった。Most Wakarimi Article 2018受賞です。是非、学習塾関係者は読んでもらいたいと思う。

 ~補足~大学の講義で得た労働法の豆知識をここでメモ。まず”死んでしまうと元も子もない”前提とした上で、”実業務時間はメモでもLINEでも記録として残しておけば証拠になる(本ケースでも実証済み)”・”日本の法律は上限時間越え=死で制定されている為、健康被害は上限より手前でも発症する”と教わった。ここ数年、労災申請も認定も増えており、2017年度の精神障害による自殺の労災認定だけでも過去最低の98件に及び、増え続けていて社会の闇を感じる。(https://www.mhlw.go.jp/content/11402000/H29_no2.pdf

 

やってみてよかった。

 社員の働き方は前述の通りだが、大学生の1アルバイトで捉えるとやって良かったと思う。実は高校生の頃、絶対やりたくないバイト第1位が「塾講師」な程やりたくなかった。そのバイトをひょんなことから始めて、あれよあれよと約2年続いた。学校の先生のように新たな知識を授ける事は、辞めた今でも向いてなかったと思う。実際、中学受験の問題を質問されてわからない時、得意な先生の下へ生徒を案内するぐらい分業して回避した。でも、生徒と一緒に問題を解いたり、アウトプットの練習台になったり、社員っぽい事したりでやれることはやったと思う。「やりたくなかったことでもやってみたら、わりとなんとかなる」事に気付けたのは、大学生時代の一つの大きな収穫になった。

 

辞めた理由と今後

 早期卒業のように大学3年で先生を辞めたけれど、別に何かトラブルがあった訳ではなく、「次にやりたいことが出来て、現実的に辞めざるを得なかった」自己都合によるポジティブ退職です。ありがたいことに、辞めた後の2月に社員との飲みに誘ってくださってたり、同期とご飯行く予定があったりで嬉しい限りです。今後の"次にやりたいこと"ですが、また落ち着いたらブログに書こうと思います。気が向いたら見てやってください。

 

 

 最後まで読んでくださり、ありがとうございました。ブログ読んだの一言でも絶対嬉しいので、是非教えてください。